アフガン永続化のための読売メイクミラクル

本日の紙面には、実は安倍がトランプをノーベル平和賞に推薦したのは、トランプが要請したからという話が載ってましたが、(トランプがなぜこんなものを欲しがるのかわかりませんが)トランプはさすがに良くわかってますね。安倍が言いなりの、ただのオウムでしか無いことですよ。言えばやってくれるわけです。自国民以外からはですね。面白いですよねぇ、この男のボンクラぶりがまた良く現れてますね。

で、今回はそこではなくて以下の記事です。

米軍の拙速な撤収は混乱招く

んだそうです。このフレーズどっかで聞いたことありますよね?

そうです、ランド・ポールの演説の中にありましたね。これです。

彼らはトランプ大統領に言ったんですよ、軽率にアフガンから出ようとしていると。
どうやったら、17年の後に軽率に出られるんですか?
17年ですよ。
もはや9/11で攻撃した誰とも戦ってはいないんです。
我々が戦っている相手は、生まれてもいなかったんです、
9/11が起こったときは。
この戦争は9/11とはまっっったく関係無いんです。

ポールは、「precipitously」と言ってるんですが、この意味は、「急激に、大慌てで、あっという間に、軽率に」です。

読売は米議員達と同じ言葉を使ってるってわけです。彼らのご意見そのままであるなら、誰々がこういったと書けば良いことなんですが、ここではあたかも「読売自身の言葉」であるかのように書いてますね。いやー、なぜでしょうねぇ。。。私にはわかりませんけどね。

で、問題なのは以下です。

人的犠牲や財政負担が膨らむ海外での軍事作戦を縮小し、「内向き」の米世論に成果としてアピールする狙いがあるのだろう。

長期化したアフガン戦争に対する厭戦ムードが米国内で広がっているのは確かだ。

読売は米国民がアフガン戦争を望まないことを明確に認めてます。しかし「アピールする狙い」って何ですかね?政府が国民の期待に沿う政治を行うことを「アピールする狙い」とはこれいかに?

まさに読売が民主主義の破壊者であることがわかるでしょうか?その根本的考え方としては、こうです。

何かしらどこかで高度な判断がされるのだから、国民世論など無視し、それを追求すべし。厭戦的・反戦的な国民の意思など無関係

ということです。結局のところ、政府などお飾りでしかない、民主主義などお飾りでしかないというのが読売に骨の髄まで染み付いてしまっている考え方なのです。それをいくら隠そうとしても、こんな風についポロっと出てきてしまいます。

–> 思い出しましたが、日本政府が国民に不人気な政策を実行しようとすると「政府は丁寧な説明をする必要がある」と主張するんですからお笑いです。国民の意思など無関係に上から特定のアジェンダが降りてくるだけなのに、国民が納得していないと、それは「説明が足りないから」らしいですよ。

ふだんは「欧州で選挙によってポピュリズムが勃興し、オルバンのような強権政治が出現してしまい、民主主義が危機だ」などと、いかにも民主主義が大事かのように主張していますが(もちろん、こちらの論理にもトリック満載なんですが)、この社説では明確に民主主義を否定していますね

素晴らしい!この調子で、どんどんあちらとこちらで矛盾したことを主張していただきたいと思います。

以前から申し上げていますが、容疑者に何度も同じことをしゃべらせる刑事と同じでして、しゃべればしゃべるほど矛盾点がボロボロと出てきてしまいます。

それを皆さんが気が付かないようにと祈りながら、読売は何十年もやってきたんです。今後もしっかり頑張ってくださいね。

しかし、最後の点が最も重要かと思うんですが、全く解説されていませんね。

ロシアは、米国とは別の枠組みで、和平交渉の仲介を進める。

間違いなくロシアが出てこないと事態は収拾しないでしょうね。読売やそのご主人様であるCIA軍産複合体の「狙い」としては、別にアフガンがどうなろうが、国民がどう思おうが構わないんですから。「戦争し続ける」ことが目的ですからね。

いやー、読売は本当に素晴らしい!国民などどうでもいいので、軍産複合体の大儲けに資する読売新聞を、皆さんで応援していきましょう。